先日から気になっていたこともあり、 b.tehepero-ron.com JRiver Media Centerとその他のプレーヤーも加え、視聴して音質面と機能面を比較をしてみました。
無料のPCオーディオ・音楽プレーヤー
foobar2000
■ 主な対応OS:Windows 10、Windows 8.1、Windows 8、Windows 7
■ 主な対応フォーマット:FLAC、AAC、Apple Lossless、MP3、WavPack、Windows Media Audioほか
言わずと知れたPCオーディオ用音楽プレーヤーの大御所です。
音質面では、プラグインによりASIO、WASAPIに対応するので、ハイレゾな再生も可能でなかなかな感じ。 またスキンのカスタマイズによる使い勝手の向上など、色々な拡張機能が豊富。 それでいて無料(FREE)で使えるというなんとも至れり尽くせりなプレーヤーです。 でも、機能が豊富な分、使いこなすのは難しいかも。
iOSアプリのMonkeyMote 4 foobar2000を使えば、iPhone、iPadからも操作が可能になるので、日々の操作も楽になります。
PCオーディオ始めて、最初に使ったプレーヤーがfoobar2000になります。スキンも変えられるので愛用してましたね。
Media GO (2017/10/10に公開を終了しました)
■ 主な対応OS:Windows 10、Windows 8.1、Windows 8、Windows 7 SP1以降、Windows Vista SP2以降
■ 主な対応フォーマット:FLAC、AAC、Apple Lossless、MP3、DSD、Ogg、Wave、Windows Media Audio、ATRAC/ATRAC Advanced Lossless
Sony Network Entertainment Internationalが開発したPCオーディオ用音楽プレーヤーです。
大分前からウォークマンの曲管理用にインストールはしているけど、プレーヤーとしては使ってなかったMedia Goさんです。
Sony製品のUSB-DACでないと、ASIO出力できないのでハイレゾな再生はできません。(96kHzでも44.1で再生されます)
基本的な音質はいいのにもったいない。。
Sony | Music Center (2017/9/24追記)
■ 主な対応OS:Windows 10、Windows 8.1、Windows 7
■ 主な対応フォーマット:DSD、WAV、AIFF、FLAC、Apple Lossless(ALAC)、MP3、AAC、HE-ACC、ATRAC
8/29から無料提供された、Media GO後継のPCオーディオ用音楽プレーヤーです。
DSDに対応し、音質向上技術DSEEも搭載。DACのASIOドライバーを入れてればASIOの利用も可と機能はなかなかいい感じ。
スマホアプリもフリーででてるので、ネットワークオーディオ的にも多分いける。(未検証)
有料のPCオーディオ・音楽プレーヤー
JRiver Media Center
■ 主な対応OS:Windows 10、Windows 8.1、Windows 8、Windows 7 SP1以降、Windows Vista SP2以降
■ 主な対応フォーマット:APE、FLAC、WAV、AAC、Apple Lossless、MP3、WavPack、DSDほか
■ お値段:$69.98(windowsだけなどで少し安価版有)
Vectorで、今だけ新発売特価4,980円でよく販売されてます。
大分前からやってるので今だけがいつまでなのか不明ですが、お安く買えるのでおススメ。
ベクターPCショップ:
USAのミネアポリスにあるJRiver社が提供する有料のPCオーディオ用音楽プレーヤーです。
音質面では、デフォルトでASIO、WASAPIに対応するので、ハイレゾな再生も可能でなかなかいい感じ。
foobar2000と違う点としては、DSDの再生・リッピングが可能な点かな。
あと、標準で日本語UIがありますね。
音質面は、foobar2000と大きく違う感じもなく、CDもハイレゾもいい感じに聞けます。
DSPスタジオという機能により、CD音源(44.1kHz)などを172kHzや192kHzにアップコンバート再生するなどの機能もあり色々試せますが、
ウチのDA-250(USB-DAC)は、内部で352.8k/384kHz/32bitにアップコンバートしてたりするので試す意味なし。
結局はASIO、WASAPIに対応していれば、音楽プレーヤーとしての基本的な音質レベルはしっかり備わっている感じがしてます。
iOSアプリのJRemoteを使えば、iPhone、iPadからの操作が可能になります。"最近"メニューは、ライブラリに最近加えた曲を探すことができるので、MonkeyMote 4 foobar2000よりも凄く便利。
HQPlayer Desktop 3.x
■ 主な対応OS:Windows Vista SP1以降、Windows 7、Windows 8ほか
■ 主な対応フォーマット:FLAC、WAV、AIFF 、DSDIFF 、DSFほか
Signalyst社が提供する有料のPCオーディオ用プレーヤーです。
税抜き¥ 15,863というなかなかのお値段で提供されているPCオーディオ用プレーヤー。 MP3等の不可逆圧縮フォーマット系の再生は捨て、ハイレゾやDSDといった高音質なファイルの再生に特化しているらしい。 推奨ハードウェアという項目あり特殊な鳴らし方をしてるのかちゃんとしているだけなのか。。
音質面では、ASIO、WASAPIに標準で対応しているので、ハイレゾファイルの再生が可能でいい感じです。
機能面では画面UIがわかりづらく、再生するために曲をダブルクリックをしただけで、1/2倍の再生になったりと意味不明な感じが味わえます。 (子供達が楽しんでくれたので、そこはOKです。) 曲をライブラリに追加しただけで頻繁に停止したりと、プレーヤーとしての機能云々以前に、普通に使うことが私には困難でした。
機能比較順
- JRiver Media Center
- Sony | Music Center for PC
- foobar2000
- Media GO
foobar2000はカスタマイズする面白さはありますが、JRiver Media CenterのJRemoteアプリがとにかく使いやすい。
UIが見やすいという基本的な点もありますが、とにかくfoobar2000では最近ライブラリに加えた曲を探すことが困難だったので、"最近"機能がとにかく便利です。
Music Centerは、DSEEに対応してるのでMP3やAAC中心の音源がない人におすすめ。デフォルトでASIO、WASAPIに対応してるしなかなかいい感じ。
HQPlayer Desktop 3.xは、まともに使えなかったので私の中ではランク外にしました。
音質比較
JRiver Media Center、foobar2000とHQPlayer Desktop 3.xで大きく音質面で変わる感じがしませんでした。(聞き分けできるやつはすごいよね)
ある曲だとJRiver Media Centerの方は細部がよくでてるけど、foobar2000は低音がいいかもとか、でも曲を変えるとまた違った感じで聞こえたり…。
多分、もうすでにウチのオーディオ環境が大分そろっているので、変な音になるわけがないんだと思うのです。
今回は、比較した使った曲は、
Lucie Horsch - Recorder Concertos
サガオケ! The Orchestral SaGa -Legend of Music-
Queen - Greatest Hits、Greatest Hits II
ペルソナ5 オリジナル・サウンドトラック(これだけCD音源。)
Media GOは音質いいのですが、ウチの環境だとハイレゾ再生できないのでランク外にしました。でもSony NW-ZX1をまだ使っているのでMedia GOは現役なのです。
まとめ
音質比較で私の耳では甲乙つけることができなかったわけですが、機能比較での理由から今後のウチのPCオーディオのプレーヤーは、JRiver Media Centerを使うことにしました。
foobar2000を卒業してJRiver Media Centerに入学です。時期的にもピッタリか!?
またfoobar2000が機能UPしたとかで、また行き来する気もしますが。。
結局、よりいい感じに曲を聴きたいだけなので、使いやすさ曲の聞きやすさといった点で、都度変化していけばいいのかなって思ってます。